完全防水のBTスピーカー『ANKER SoundCoreSport』
久々にBTスピーカーを購入したのでレビューしておきたいと思います。今回レビューするのは『ANKER SoundCoreSport』のIPX7対応のBluetoothスピーカー。
製品の特徴は、価格が実質3000円程度でコンパクトかつ完成度の高いIPX7対応の防水スピーカー。IPX7の防水スピーカーは現状ではほとんどないので、水につけても水深1mで30分までは大丈夫というのは普通にすごいかと思います。
実際に使ってみた感想としては、音質はサイズの割にかなりいい方だと思います。家でも屋外でも普通に使えてコンパクト、そして水につけても大丈夫な完全防水スピーカーだったら最強クラスだと思います。
↓に購入リンクも貼っておきます。
今回は製品レビュー。防水のテスト、電池持ちのテストについては今後やりたいと思いますが、とりあえず開封レビューを書いておきますので参考になればと思います。
まずは開封レビューから。
僕はもうANKER製品を何度となく買っているのですが、知らない人のために書いておくと、『ANKER(アンカー)』というメーカーは元Googleの社員が立ち上げたメーカーで、低価格なモバイルバッテリー、USBハブなどスマホ関連のガジェットを開発している会社。
では開封レビューにいきたいと思います。
箱はこんな感じでお馴染みのANKERの箱に入っています。ANKER製品は全体的に信頼性が高いので今回も期待したい所。

裏面はこんな感じ。それでは箱を開封します。
早速、本体が出てきました。本体の右側にはケーブル類が入っているようです。

内容物を全部並べてみました。入っているものは、本体のほか、「マイクロUSBの充電ケーブル」、「ストラップ」、「ウェルカムガイド」
内容物としては非常にシンプル。ウェルカムガイドに簡単な使い方の説明が日本語でも書いてあります。

本体の正面はこんな感じでANKERのロゴ。
AnkerSoundCoreSportのスペック上のサイズは85mmX85mmX45mmとなっていて、実際に手に持ってみてもかなり小さいと感じます。重さは230gと持ち歩くのにはそこまで苦痛はないレベルです。個人的にはこのサイズ感は、音質と携帯性のバランスがすごくいいと感じます。
身近なもので例えると、豆腐一丁を手のひらに載せた時の感じに近いですね(笑)

裏面はこんな感じ。四辺に突起があり、金属面が直接床に付かないようになっています。周りの部分の素材はゴムっぽい質感で衝撃には強そうな気がします。ただ、ホコリがつきやすいということはなくサラサラした感じなので好印象。

側面の上部にボタン類がまとめて付いています。ボタンは4つで、音量ボタン2つと、通話、BTボタン、電源ボタンがありました。ボタンの両サイドにはマイク、ストラップ穴もあります。ボタンを押すには少し力が必要でおそらく誤作動防止のためだと思います。細かい使い方については後述します。
このBluetoothスピーカーは、音楽などの音声を聞くだけではなくて電話での音声通話も可能。う~ん、このスピーカーで電話。一体どういう状況で使うのかちょっとよくわかりません。

端子ついは側面にカバーを開けたところに、まとめて付いていて、AUX入力端子、マイクロUSBの充電ポートがそれぞれあります。BluetoothだけではなくてAUXからの入力にも対応しているのは人によっては便利だと思います。
少し気になるところとしては、このカバーは結構固いです。防水性を確保するためだと思いますが、カバー開けるのに結構な力が要るので、「もう少しなんとかならないかなぁ」とは思いました。

ストラップはゴム製で触った感じだとサラサラした印象。輪っかが小さいので手を通すことは出来ません。あくまでも指先で持ったり、壁などに引っ掛ける時に使うという感じで、より気軽にスピーカーが使えるようになるので便利だと思います。

本体の正面左上に動作状況を確認できるLEDがあります。
操作性、BT接続の安定性などは良好、肝心の音質は!?
操作性について書いておきますが、
起動は電源ボタンを押すだけで長押ししなくても起動します。起動音は「ポポポポン」という感じの音がなります。起動音の音量は固定なのですが、ちょっと大きすぎる気がします。しかもこれ、毎回起動時になる仕様です。(※すぐ慣れました。)
その後は、ペアリングされていなければペアリングモード、ペアリングされていれば接続されます。電源のオフも電源ボタンを一度押すだけなのがすごく操作性がいいです。
音量の操作に関しては、+ボタンと-ボタンがあります。ただし、早送り、スキップ、再生/停止の操作には対応していませんので接続するデバイス側で操作する必要があります。あと、電話を受けるには着信時に通話ボタンを押すだけで通話状態になります。
LEDの動作については以下のような感じで動作します。
- 電源投入時・・・●(赤)が点灯
- ペアリングモード・・・●(青)で点滅
- BT接続時・・・●(青)に点灯
BT接続速度、BT接続安定性、バッテリーも良好
手持ちのiPhone6S、Nexus7(2013)で試した感じだと、BTの接続速度、接続の安定性は良好でした。これに関しては相手機種、個体差にもよるかもしれませんが、不満はとくに無し。あまりにも近づけすぎたり、ほかの部屋に行ったりするとやや不安定になることがありますが、普通に使うぶんには特に問題は無かったです。公称では伝送距離10mとなっていますが、実際の使用感もそんな感じだと思います。
さらに、バッテリーについては公称で10時間。正確に測ったわけでではないですが、実際にそのぐらい持つ気がします。用途にもよりますが日常使うのには普通に実用的なレベルだと思います。ちなみに、充電中にも使用可能です。さらにiPhoneなら通知領域にバッテリー残量が表示されます。(Bluetoothマークの横)
音質はサイズの割にクリアで低音も出る印象
最後に、肝心の音質についても書いておきます。まず、Bluetoothのバージョンはスペック表に記載されていませんがVer2.1となっているようでAPT-Xには対応していません。
スピーカーは3Wスピーカー+パッシブウーファーの構成で、ANKERロゴのある表側が3Wスピーカー、裏側がパッシブウーファーとなっています。音の広がりは良好でこもってる感じはほとんどありません。低音もサイズの割にはかなり出ている方で、このサイズから出る音とは思えないぐらいの音質。ANKERロゴを上に向けて置くと、さらに低音の広がりが良くなります。
音楽はもちろん、Radikoなどのラジオアプリ、Youtubeなどでも気軽に使えるスピーカーだと思います。
う~ん、かなりバランス感、コスパ感がいい製品です。「スマホユーザーなら一台持っていて損はない!」といえる仕上がりだと感じます。
使えば使うほど愛着が湧きそうなBTスピーカー
『ANKER SoundCoreSport』を一ヶ月使ってみた感想は、全体的な印象は非常にいいBluetoothスピーカーだと思いました。音質に関しては、音楽なども普通に聞けるレベルでサイズの割にいい音です。サイズもコンパクトで部屋で、お風呂で、屋外で、車の中で・・・などどこにでも気軽に使えるスピーカーでは現状では最強レベルなんじゃないでしょうか。
防水性は、IPX7の防水に対応して水深1mまでの環境で最長30分間操作可能で水につけても浮かぶということです。(まだ試していませんが・・・)そして、砂や埃にも耐えられるということでアウトドアでの利用についても、細かいことを気にせずに使えるという点ではいいかもしれません。
というわけで、実質3000円程度で購入できる『ANKER SoundCoreSport』は使えば使うほど愛着が湧きそうなBluetoothスピーカーだと思います。
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