「Bluetoothスピーカー」でスマホ生活が10倍楽しく
「Bluetoothスピーカーでスマホ生活楽しすぎ!」
去年ぐらいから良い製品がたくさん出てきて私も使っているのですが、これ本当にスマホ生活が捗りまくりです。
実際に使ってみて「う~ん、これは絶対に流行るだろうな」という感じがします。それぐらい今まで使っていなかったのが不思議なぐらい。
値段的には1万円以上の製品から数千円で買えるものまで多種多様です。間違いなく言えるのは「新しいスマホ買うよりBluetoothスピーカーを買ったほうがいい」ということ。
ここ数年そこまで進化していない新しいスマホに何万円もかけるなら、新しくBluetoothスピーカーを導入したほうがスマホ生活が10倍楽しくなります。これは本当にそうなんですけど、そういう事って意外にあまり知られてないんですね。
今回は、いろいろなBluetoothスピーカーを使ってきた私がおすすめするBluetoothスピーカー7製品を紹介していきます。
ものすご~く分かりやすい製品選びのポイント
まず今回紹介する7製品について、選び方のポイントを整理しておきます。
- 高くても音質、高級感にこだわるなら「BOSE」
- 音質にこだわるけどBOSEは高すぎるなら「JBL」
- 家から持ち出すのを前提なら「Beats」
- コスパ重視で音質に妥協したくないなら「5千円~1万円の製品」
- そこそこ使えればいいなら「5千円以下の製品」
まず、評価も高くてAmazonでも売れ筋の「Bose」「JBL」「Beats」の3社の製品。予算は1万円以上~3万円ほど。
「Bluetoothスピーカーを買うには1万以上円かかるの?」と思われるかもしれませんが、ここ最近は比較的安い5千円以下の製品でも全く問題なく使えます。状況が変わってきたんですね。
2,3年前から安くても普通に使えるのが当たり前になっています。
音質にこだわるなら1万円以上の「Bose」「JBL」「Beats」。普通に使えればいいなら5千円以下。コスパ重視なら1万円~5千円の製品という感じになると思います。
音質にこだわるBluetoothスピーカー選びについて
今買うなら「BOSE」「JBL」「Beats」がオススメ
- BOSE SoundLink Mini Ⅱ(約2万7000円)
- JBL CHARGE2+(約18000円)
- JBL FLIP3(約13000円)
- Beats by Dr.Dre Pill 2.0(約17000円)
現状買うなら↑の売れ筋の4製品がおすすめしたいですね。価格は2016/01/22現在のAmazonの価格ですが、BOSEのSoundLink Mini Ⅱが圧倒的に高くて約3万円程します。その他は大体1万円台で購入できます。
先程も言ったように音質にそこまでこだわらなければもっと安い製品でも全く問題ありませんので、後ほど、普通に使える「1万円以下」の製品も紹介します。
それぞれの違い、傾向について
詳しい説明は後ほど書きますが、それぞれの製品の違いについて簡単に説明しておきます。
まずサイズ感を比べてみます。一般的にスピーカーはサイズが小さいと良い音は出にくいので音質的には大きい方が有利です。ただその分、携帯性は失われます。それぞれの重さは、
- BOSE SoundLink Mini Ⅱが670g
- JBL CHARGE2+が600g
- JBL FLIP3が450g
- Beats by Dr.Dre Pill 2.0が310g
「BOSE SoundLink」と「JBL CHARGE2+」は音質重視、携帯性重視なら「Beats」、中間が「FLIP3」という感じです。
次に音質の傾向。低音が強いのはBose。バランスが良いのはJBL、Beats。Beatsはコンパクトさ重視のため重低音はやや出にくい印象があります。
まぁ音質にこだわるならBOSEかJBL2機種のどれかという感じです。
1万円以下の「低価格モデル」の選び方
それから1万円以下で普通に使える製品の選び方のポイントについても書いておきます。基本的に大きな違いがあるわけではないのですが、高級機ほどの艶のあるクリアな音は期待できないです。ただ恐らくほとんどの人はこれで満足するレベルだろうなという感じ。
選ぶポイントとしては、コスパ重視なら5千円~1万円の製品。そこそ使えればいいなら5千円以下の製品。現状のオススメとしては、
- 5千円~1万円・・・「Ankerプレミアムステレオスピーカー」、「Tao Tronics Bluetooth」
- 5千円以下・・・「Anker SoundCore」
後ほど詳しく紹介しますが、この辺りの製品がオススメです。
買う前にチェックしておきたいポイント
まぁ実際そこまで後悔するというのはあまりないと思いますが、買う前に考えておきたいポイントとしては、
- 音質の傾向
- 音質の傾向は重低音系の音かフラット系の音か、低音量でもクリアな音が出るか
- 使用方法
- 充電しながらの使用が可能かどうか、クレードルタイプか直挿しタイプか
- マルチペアリング
- 複数のスマホなどから接続できるかどうか
- 接続の安定性
- Bluetoothの接続が安定しているかどうか
- 外出先での使いやすさ
- USB充電の可否、バッテリーのもち、残量通知(表示)の有無。
- ボタンの操作性
- それほど重要ではないですが、本体のボタンの押しやすさ
- サイズ感、デザイン、色の好み、通話の可否、防水性・・・
このぐらいはチェックしておきたいです。あらかじめ「どういった使い方をしたいのか」を考えて、それにあった使い方が出来るかどうかぐらいは考えておいたほうがいいです。
それでは、こういったポイントを踏まえつつ個別にオススメ製品を紹介していきます。
1万円以上のBluetoothスピーカー
BOSE SoundLink Mini Ⅱ

Bose SoundLink Mini Ⅱ | |
価格 | \27,000 (Amazon参考価格 2016/01/21) |
音質 | 重低音重視の音で、低音量でもクリアな音 |
バッテリー | カタログスペックで10時間 |
サイズ/重さ | 180(幅) x 51(高さ) x 59(奥行き)mm / 670g |
こんな人に | 予算がある。音質や高級感にこだわりたい。 |
Bose SoundLink Mini Ⅱ(Amazonのページ)
まぁ予算があればこれでほぼ間違いないです。値段は約3万円ですけど新しいスマホを買うのに比べれば高くない・・・う~ん、高いですね。。。
と言いつつ最近ついに買ってしまいました。いやぁ、これ本当に素晴らしいです。音は正直いって想像以上に良かった。
音はやや低音重視。でもクリアで抜けの良い音です。このサイズからこの音が出るというのが信じられないぐらいで、低音量から大音量までクリアさがしっかり出ているのがすごいです。
ペアリングは8台まで。バッテリーは、公称で約10時間。これはほぼスペック通りだと思います。充電はクレードル式。クレードル経由でのUSBの充電が出来ますのでモバイルバッテリーからの充電も可能でした(※非公認)。もちろん充電しながらの使用も可能です。
家の中でも気軽に持ち運びならが使えるサイズ感や充電方式だと思います。外出用のためのケースとバッグも別売りで販売されています。
我が家の場合、リビングに置いて家族がそれぞれ自分のスマホにペアリング。それを各自使いたい部屋に持って行って使うというスタイルです。充電がクレードルだから移動もスマートに使えます。(※これは本当に大きいです。)
JBL CHARGE2+

JBL CHARGE2+ | |
価格 | \17,534(Amazon参考価格 2016/01/21) |
音質 | 低音はBOSEが有利。中音はJBLがよく出る。 |
バッテリー | 12時間(充電4時間) |
サイズ/重さ | 185(幅) × 79(高さ) × 79(奥行き)mm / 600g |
こんな人に | BOSEは高すぎて手が出ないけど、同レベルのものが欲しい。 |
BOSEは高すぎて手が出ない。でも音質には妥協したくないという人にはこれがオススメ。
JBLのBluetoothスピーカーは本当に質が高いです。値段的には1万円程安いにもかかわらず、BOSE SoundLink Mini Ⅱと甲乙つけがたい製品です。このサイズから出る音は思えないクオリティの高さはさすがJBL。
音質は、BOSEに比べてやや低音が出ない印象がありますが、全体的なバランスは寧ろこちらのほうがいい感じがします。これに比べるとBOSEは少し割高感が否めないなぁという感じですね。
CHARGE2+の特徴はIPX5の防滴に対応していることと、本体の縦置きが可能なこと。お風呂で使うもよし、カバンにサッと入れて持ち運ぶも良しと、とにかく使い勝手が良いです。
家の外に持ち運ぶ頻度が高いならBOSEより断然JBLの方がいいです。
ペアリング可能な台数は3台。バッテリーは公称で12時間。充電にかかる時間は4時間程度となっています。充電はUSB直挿し。
JBL FLIP3

JBL FLIP3 | |
価格 | \12,519 (Amazon参考価格 2016/01/21) |
音質 | JBL CHARGE2+とほぼ同等。やや低音が劣る。 |
バッテリー | 10時間(充電3.5時間) |
サイズ/重さ | 169(幅) × 64(高さ) × 64(奥行き)mm / 450g |
こんな人に | 携帯性と音質を兼ね備えたBluetoothスピーカーが欲しい。 |
またまたJBLのBluetoothスピーカー。こちらは前述のCHARGE2+より5千円程安くなっています。僕はこれに一目惚れしました。
一番大きな違いはサイズと重さ。CHARGE2+が600gに対して、FLIP3は450gと一回り軽くてコンパクト。500mlのペットボトルぐらいなので持ち運びはかなり楽です。
小さいのですが、音質的にはCHARGE+とそこまで大きな違いがあるようには感じません。比べるとCHARGE+ほぼ低音が出ていない感じがありますが、このサイズの割には非常にいい音だと思います。
このFLIP3の特徴として、2台用意すれば同時接続してステレオステレオスピーカーのように使えるという機能があります(スマホアプリを使用)。2台買ってもBOSEより安いです(笑)。もちろんIPX5の防滴にも対応。
僕はCHARGE2+ではなくてFLIP3を買ったのですが、やっぱりこのコンパクトさはいいです。気軽に持ち運び出来て、音質のクオリティも高い。このバランス感の良さはなんでしょうね・・・。最近はBOSEよりこっちのほうがよく使っています。
Beats by Dr.Dre Pill 2.0

Beats by Dr.Dre Pill 2.0 | |
価格 | \16,535(Amazon参考価格 2016/01/21) |
音質 | バランス重視。全音域でしっかりバランスよく出ている。 |
バッテリー | 7時間(充電1時間) |
サイズ/重さ | 190(幅) x 45mm(高さ)mm / 310g |
こんな人に | 家から持ち出すのが前提。音量、音質も妥協したくない。 |
Beats by Dr.Dre Pill 2.0(Amazonのページ)
次はBeatsのDr.Dre Pill 2.0。Beatsサウンドといえば重低音のイメージですが、これはそこまで低音を強調した音ではありません。
バランスよくしっかりした音が出ているという感じがします。サイズがBOSEやJBLに比べて小さく、重さも310gでとにかくコンパクト。スピーカーの音質は小さいと軽くて安っぽい音になってしまいがちなのですが、これは普通にいい音が出ます。
まぁ、BOSEに比べると低音が出ていないなぁという印象はありますけど・・・。さすがに大きさがこれだけ違うから単純に比べることはできないですけど。
特徴としては、JBLのFLIP3と同じように2台用意すればステレオスピーカーとして使える機能があります。それと今回紹介する7機種の中で唯一ヘッドホン出力端子が付いています。
これはとにかくコンパクトで携帯性を重視したい人には最適なスピーカーだろうと思います。頻繁に持ち運ぶにはこの大きさが一番使いやすいです。
ちなみに、この機種はマルチペアリング非対応なので1個のスピーカーに1台しかペアリングできません。
5千円~1万円のBluetoothスピーカー
Anker プレミアムステレオスピーカー

Anker プレミアムステレオスピーカー | |
価格 | \5,999(Amazon参考価格 2016/01/21) |
音質 | 低音が強めの迫力のある音。中高音はやや物足りない。 |
バッテリー | 10時間 |
サイズ/重さ | 210(幅) x 60(高さ) x 60(奥行き)mm / 617g |
こんな人に | この価格帯では一番いい製品。コスパが最強。 |
Anker プレミアムステレオスピーカー(Amazonのページ)
1万円~5千円で買えるBluetoothでオススメといえば、このAnkerプレミアムステレオスピーカー。6千円程度で購入できます。「BOSE SoundLink Mini Ⅱ」が5台買える値段です。
とりえあず最初の1台目として普通にオススメできる機種です。さすがにBOSEなどと比べると小音量時の雑音や中高音域がやや物足りない感じがあるものの、そこまでこだわらなければ普通に使えます。
筐体の作りもよく10Wx2の高出力でパッシブサブウファーを2基搭載した贅沢な仕様で、音の傾向としては重低音が大きい感じの迫力のある音。この価格帯では間違いなく一番いい製品です。低音はBOSE SoundLinkとほとんど遜色ないレベルです。
このクラスの製品がいいのはコスパのよさ。この値段でこういうレベルの製品が購入できるなんて今まで考えられなかった話です。そういう意味では必要十分な製品といえると思います。
重さやサイズ感は「BOSE SoundLink」に非常に近いです。ちなみに、マルチペアリングには非対応なので複数のスマホへの同時設定はできません。
TaoTronics Bluetooth

Tao Tronics Bluetooth | |
価格 | \6,099(Amazon参考価格 2016/01/21) |
音質 | ハイパワーで低音強めのクリアな音。高音域はややこもる。 |
バッテリー | 6時間 |
サイズ | 199(幅) x 57(高さ) x 60(奥行き)mm / 717g |
こんな人に | 安くても普通に使いたい。コスパ重視。 |
Tao Tronics Bluetooth(Amazonのページ)
Ankerプレミアムステレオスピーカーとほぼ同価格のこの製品。バッテリーが6時間だったり、やや重さがあるという以外はそこまで変わらないかなぁという感じです。
音は低音が強め。10Wx2の高出力なので広い部屋でもしっかりと音が出せます。BOSEと比べると高音域がややこもっているような印象がありますが、この価格にしてはほぼ文句なし。質感も非常にいい。
Ankerプレミアムステレオスピーカーもそうなのですが、数年前なら1万円以上でも全然おかしくないレベルの製品です。
予算があるならBoseでもいいのですが、ハッキリ言ってコスパは良くないです。こちらは音質に妥協はしたくないけどコスパ重視という人向きです。
こちらの機種も、1人で使うなら問題ないと思いますが、残念ながらマルチペアリング非対応です。
5千円以下のBluetoothスピーカー
Anker SoundCore

Anker SoundCore | |
価格 | \3,999(Amazon参考価格 2016/01/21) |
音質 | 低音は弱いが、中高音域は鮮明に聞こえる |
バッテリー | 24時間 |
サイズ | 165(幅) x 45(高さ) x 54(奥行き)mm / 365g |
こんな人に | 5千円以下でそこそこ音質のいいスピーカーが欲しいならこれ |
最後に、実質4千円程度で買える格安のBluetoothスピーカー。まぁ探せばもっと安いのがありますが、あまり音質が良くないので紹介しません。
Ankerはほんとうに良いメーカーだと思います。僕はもうAnker製品を10個以上持っていますけどハズレ無しです。これも安さにつられて買ったんですが、やっぱりいい。
3Wx2の出力で非力ながら想像以上にバランスがいい音が出ます。まぁBoseやJBLと比べるとかなり劣りますが、普通に使えるし、買って損はなかったかと思います。
AnkerプレミアムステレオスピーカーやTao Tronicsと比べても音は出ませんが、決して安っぽい音ではないし、音のバランスは良いし変な感じがしない普通に使えるレベルのスピーカーですね。
5千円以下で音質のいいスピーカーを探すならこれがいいですね。ちなみにマルチペアリング非対応です。
AnkerSoundCoreの製品レビュー記事も書きました。→ 今年1番のオススメ。実売4000円でコスパ最強のBluetoothスピーカー『AnkerSoundCore』
Q&A
Q:BOSEが高い理由は?
A:ブランド料かもしれませんけどやや割高感があるのは事実。コスパ重視なら他にした方がいいです。まぁ僕的には音も好きだし、使い勝手が良いので予算に余裕があれば買いだと思います。
Q:安いから音質が悪い?
A:う~ん、そんなことはないですね。値段が全然違うBoseとAnkerプレミアムステレオスピーカーでもあくまでも聴き比べると違うというレベルかと・・・。
Q:コスパがいい価格帯は?
A:現状だと5千円~1万円。正直いってBoseやJBLと価格ほどの差は感じません。あと、5千円以下は用途を限定して割りきって使うものだと思います。
最後に
いやぁ、本当に時代が変わりましたね。数年前なら考えられないぐらい良い製品があります。
せっかく最新のスマホを使っていても、BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホンを使っていないのはもったいないなぁと思います。
「スマホを楽しみたいなら1台ぐらい買っておけ!」と言いたいですね。本当に。
というわけで、オススメの「Bluetoothスピーカー」の紹介でした。
それではまた!
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