日立の8枚羽AC扇風機『HEF-110R』
「暑い!もう限界!扇風機欲しい!」と思って1ヶ月前にAmazonで超人気のAC扇風機「HEF-110R」を買って使い始めました。
今回は「HEF-110R」1ヶ月使ってみたの感想も含めてレビュー記事を書きたいと思います。
ちなみに、この「HEF-110R」は2016年モデルですが、ほぼ同じ機種が毎年、型番だけ変えて出ているようで、基本的にはほぼ同じだと思われますので、「日立の八枚羽AC扇風機」ということでレビューします。
また、リモコンなしモデルの「HEF-110M」もありますが、リモコンがない以外はほとんど同じです。
この日立の「HEF-110R」なんですが、何故かAmazonで超人気機種になっています。しかも今主流になりつつあるDC扇風機ではなく昔からあるACタイプの扇風機。
「今更、AC扇風機がどうして人気なんだ!?」と思ったんですが、最終的に僕がこれを買った理由は、
- ACモーターの扇風機で8枚羽
- 首振りがリモコンで操作可能
- DCモーターと遜色ない低騒音
- 耐用年数が10年
- DCモーターと比べて安い
という理由です。この辺のことを踏まえてレビューをしていきます。
まず「HEF-110R」の基本的なスペックについて
まず始めに基本的なスペックについて軽く紹介します。といっても普通の扇風機なので特に特筆すべきこともあまりないのですが、
1番大きな特徴は「8枚羽」です。
羽が8枚になったことで、とにかく音が静かです。我が家にある5枚羽の扇風機と比べると違いは明らかに判るぐらい。
風量が4段階に調整できるのですが、微風ならほとんど「無音状態」で動いているのかわからないぐらい。弱でも音はほぼ気にならないレベル。強ならやっぱり音は気になりますが、中ぐらいまでなら寝ながらベッドの横においても全然いいと思いました。
DCモーターの扇風機と比べても、機種によりますがほぼ遜色ないレベルの静かさを実現しているのが最大の特徴だと思います。
ほぼ同価格帯の7枚羽の東芝の「F-ALT55W」と比べると、そこまで大きな違いは感じませんでしたが、中、強あたりだと「HEF-110R」の方がほんの少しだけ静かな部類かと思いました。左が東芝の「F-ALT55W」で右が、日立の「HEF-110R」
『HEF-110R』を1ヶ月使ってみての感想
HEF-110Rを使い始めてから1ヶ月ぐらい経ちました。
使用場所は2階の作業部屋。この部屋が結構暑くなるので、扇風機を導入することにしました。この扇風機の他にはサーキュレーター2台、デスクファンなども設置していますので、エアコンなしでもなんとかなってます。詳しくは、コチラの記事をご覧ください。
『HEF-110R』のレビューですが、音に関しては先程も書いたように非常に静かです。風量は4段階(微、弱、中、強)に切り替えできますが、微(うちわ風)と弱は本当に静かです。
扇風機の操作についてですが、
操作パネルのボタン数は結構多いですが、特に迷うようなことはないと思います。よく使うボタンは大きいので足の指で押そうと思えば押せます。
機能として、切タイマー、入タイマー、リズム風、おやすみ(風量を20分ごとに1段階下げる)、減灯&消音とAC扇風機としてはかなり多機能で、様々な使用環境でも不自由なく使える仕様になっています。
本体の正面にインジケーターがあり風量やタイマーの状態がLED表示でわかります。タイマーの設定などはこのインジケーターを見ながら操作するような感じになります。リモコンの受光部もここに入っています。
HEF-110Rのリモコンは右で、一般的なAC扇風機と比べると、リモコンだけでも細かい設定が可能で、首振りのON/OFF設定もリモコンだけで出来るので、角度調整が非常に楽に行えます。
首振りに関しては水平方向のみですが普通に滑らかに動きます。首振りのカタカタ音もなく動きもスムーズ。
首振りの角度は本体裏側の切り替えつまみで、45度、70度、90度の3段階に調整可能。自分にだけ当てたい場合は45度、ベッドなら70度、リビングなら90度など切り替えが出来るのは意外と便利かと思います。
上下方向への稼働は4段階。
↓のように標準的な扇風機の可動範囲ですが、もう少し上を向いてくれると洗濯物を乾かしたり、サーキュレーターのようにも使えて最強になるんですが・・・。
AC扇風機としてはほぼ完璧で申し分ない。
という感じで全体的には非常に満足。
値段が1万円近いのでAC扇風機としては価格がかなり高い部類なので、価格相応なのかなぁとは思います。
ただ、DCモーターでも安いものでは5千円ぐらいで購入できますが、大手メーカーのものとなるとやはり1万円以上しますから、DC扇風機との価格差を考えるとコスパはいいと思います。
静音性に関してはほとんど遜色ないので、違いといえば、ほんの僅かにDCのほうが電気代が安い。それから、DCならもっと弱い風が出せるというぐらい。ここに価格差だけの価値を見いだせるならDC扇風機にするのもいいと思いますが、個人的にはこれで十分。
買う前に少し心配していた台座の安定性に関しても、全く問題なしで、安物扇風機にありがちな台座が軽すぎて倒れやすいということはありません。そこそこ大きめで安定した台座になっています。
デザインについては、シンプルで白を基調としたデザインでインテリアと合わせやすくていいと思いますが、個人的に少し気になるポイントとしては、グリルの中央の「●」デザインのアクセントとして黒ということなんでしょうけど、個人的には白で良かったんじゃないかと思うんです。ただし、この部分にメーカーのロゴがないのはいいと思います。
個人的に扇風機で重要だと思うのは耐久性。我が家にはいまだに2,30年前の扇風機が普通に動いています。扇風機は壊れないような丈夫なものを選ぶと、ものすごく長い間使えるものです。
安物扇風機だと「設計上の標準使用期間」が5年というのが結構ありました。大手メーカー製だと「設計上の標準使用期間」が10年あります。
「HEF-110R」の設計上の標準使用期間も10年。製品自体もしっかりしていて日立の扇風機ということで、末永く使えるといいですね。
暮らしの視点的おすすめの『HEF-110R』
扇風機はなくなる前に買うのが鉄則。夏本番に在庫がなくなったらそれで終わり。まだ在庫が残っているうちに買いましょう。
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日立 扇風機 HEF-110R
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