どうして「置かれた場所で咲きなさい」ではダメなのか。

「置かれた場所で咲きなさい」ではダメ?

置かれた場所で咲きなさい
渡辺 和子
幻冬舎
売り上げランキング: 27

 
渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」Amazonランキング大賞2015で5位になるほど売れています。

う~ん、この本はタイトルからしてあれなんですよ・・・。ぼくの考え方とは正反対なんですねぇ。

いや、中身を読まずに批評するのもどうかと思いますので、僕も読んでみたんですけどね。まぁこれは・・・・

もうね。予想した通りの内容です。

この「置かれた場所で咲きなさい」という考え方はどうなんでしょう?

というかね、僕が不思議なのは、この本のタイトル「どうして置かれた場所で咲きなさい」の何処にそんなに人を引き付ける力があるんでしょうか?

「置かれた場所で咲きなさい」まず先に言っておきますが、こういう言葉が魅力的に感じる人は注意した方がいいですよ。本当に。

「あぁ、やっぱりそうだよなぁ。俺も もっと頑張ろう!」と少しでも思った人は注意した方がいいです。

まぁ別に渡辺和子さんの本がダメということではないんですけど、う~ん、この考え方は結局ね。まぁすべてが間違ってるとは思いませんけど・・・。

こういう言葉に共感する人はね。多分ですけど、置かれた場所で苦労してるんでしょうね。苦労しているからこそ、そこから「逃げずに頑張っている自分」を見出そうとしてるんじゃないでしょうか。

今の苦労や我慢に少しでも意味があることだと思いたい。そこに惹かれるんじゃないですか?結局。

「今の苦労を耐え忍べばなんとかなる。逃げだすようなことはしたくない。」と思いたいんですね。

苦労して頑張る人はすばらしいが・・

僕は別に、苦労や我慢がダメと言っている訳ではありません。苦労して頑張ることはいいことです。僕はそういう人は尊敬します。

本当のことを言うと、僕も1年程前まではそうやって自分に言い聞かせて苦労して働いてきました。今思えば、あの時の僕は「自分の置かれている環境」を変えることから逃げていたんです。

環境を変えるというのはどうしてこんなに勇気がいるんでしょうね。周りの人の事、自分の生活の事。いろいろ考えることがあって、とにかく環境を変えるのって勇気がいることなんですね。

今思えば、そういう決断から逃げていたんです。いつまでも「置かれた環境を変えるとうい決断」から逃げ続けるから苦労するんです。僕が思うに苦労の9割は無駄なんです。これは残念ながら本当です。

もちろん置かれた場所で苦労を続けた結果、最後には幸せになった。という人も中にはいます。結果論ですけど。殆どの人は、他人のために消耗し続けるんです。これはもう、残念ながらそういうもんです。

 

「現状を変えるための決断をする勇気」が大切

今の時代に求められているのは、「今のままではダメだ!」と「現状を変えるために決断をする勇気」なんです。

そういう決断する勇気が無い人が結局、他人のために消耗する。他人のために消耗したくなければ、自分から「置かれた環境」を変える決断をするしかないんです。

仮に「置かれた場所」で上手く行かなくても、その状況を自分の力で変えることが出来るならいいのですが、それが出来そうにないなら自分から身をおく環境を変えたほうがいい。そういうことです。

本当にここ10年、20年でそういう社会になって来たんです。決断出来る人が得をする。何も決断しなければ、すぐ他人から搾取される。そういう社会になって来たんです。

「置かれた場所で咲きなさい」という考えでいくら苦労しても、他人から搾取される構造から容易に抜け出すことが出来ないんです。

少なくとも、僕はそんな考えで人生を台無しにするよりは、自分の感覚、自分の考えを大事にして生きていきたい。そう思いますね。

ではまた!

 

最後におすすめの本を紹介しておきます。

水木さんの幸福論

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感情を出したほうが好かれる

 

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