前回紹介した実売3万円以下で購入できる非常にコスパの高いHAUWEIの『P9Lite』についてもう一度、より詳しい使い勝手に関して気になったことをまとめてみたいと思います。
前回記事 → 信じられないほどコスパの高いスマホ『p9lite』を1ヶ月使った感想とオススメする理由。
サブ機として1ヶ月程使用していますが普通に使う分には何の問題もなく使えています。実売3万円以下ということですが、細かい部分までよく出来ていて非常に完成度の高い端末だと思います。現状の日本国内で購入できる格安スマホの中では1番おすすめできる端末ではないかと思います。
今回の記事では細かい仕様などについて気になったことを書いておきます。
Antutuベンチマークは5万前後で格安スマホの中ではまずまず
まず前回記事でも書いていますが、僕が手元の端末で計測した値は『49398』。測定条件や個体差などもあると思いますが、概ねAntutuベンチマークは5万前後は出ている端末となっています。

現状3万円以下で購入できる格安スマホの中では特別いいとは思わないですが、全然悪くもないんですね・・・。むしろ良いほうですよねぇ。
ちなみに、まもなく国内発売開始予定の『ZenFone3』だとAntutuベンチマークはが60000以上は出るようなので、Antutuスペックが気になるなら『ZenFone3』もいい選択肢になると思います。
で実際の動作に関してですが、
まぁまぁ普通に使えています。最新端末と比較すると少しもたつく部分はありますが、個人的にはそこまでストレスが溜まるレベルではないですね。ただ例えば、ポケモンなどのゲームを動作させながら、カメラアプリを動かすと動作がワンテンポ遅れる感じはあります。あと、同時に起動しているアプリが多いとアプリの切り替えなどが、もたつく感じがありますね。
逆に言うと、そういう使い方をしなければストレスが溜まることはありませんでした。まぁこの辺のことは、前記事でも言及しているので気になる方はご覧いただければ良いかと思います。
ポケモンGOは動作、ARモードに非対応
これも一応書いておきますが、ポケモンGoが動作します。僕も使っていますが、動作スピード、位置情報の正確さなど全く気にあることはありません。P9LiteはポケモンGO用のスマホとしてもオススメできます。
ただし、『P9Lite』の場合はジャイロセンサーが搭載されていないのでARモードが使えません。ARモードで端末を動かしてもポケモンの位置は画面中央に固定された状態となります。
↓の画面のようにARモードをオフにして使えば全く問題なく使用できます。

バッテリーセーバーも対応
それからスマホを上下反転させると画面を暗く出来るバッテリーセーバーも問題なく動作します。
カメラアプリの使い勝手は良好
カメラの使い勝手についてですが、カメラ画質はそこそこいいと思いますが、カメラ画質については後日記事を書きたいと思います。今回はカメラアプリの使い勝手について気になったことを書いておきます。
カメラのスペックはアウト1300万画素、イン800万画素
『P9Lite』のカメラ周りのスペックは、
メインカメラの方はAF対応、1300万画素、F値はF2.0、裏面照射型CMOSセンサー、インカメラの方が800万画素、F値がF2.0の裏面照射型CMOSセンサーとなっています。カメラセンサーはソニー製となっているようです。
iPhone6sのカメラは、メインカメラが1200万画素、F2.2、インカメラが500万画素、F2.2となっているので、iPhone6sのカメラスペックと比べても見劣りしないレベルにはなっています。
『P9Lite』の撮影モード一覧
P9Liteのカメラアプリの撮影モードがすごく実用的なので紹介しておきます。撮影モードの切り替えはカメラアプリ上で右へスワイプします。

P9Liteのカメラアプリに搭載されている撮影モードは、
写真、プロ写真、ビューティー、動画、プロビデオ、ビューティービデオ、HDR、パノラマ、ナイスフード、ライトペインティング、、コマ抜き、スロー、全フォーカス、ウォーターマーク、音声写真、文書スキャンの16種類の撮影モードがあります。
パノラマ、HDRや高速動画撮影などのよく使われるような撮影モードはほとんど対応しているのに加えて、プロ写真、プロビデオという絞り、露出、ISO感度やホワイトバランスなどの細かい設定を変えて撮影することが出来る機能もあります。
この中で僕が使っている、または使えそうだなぁと思う撮影モードは、顔を綺麗に撮れる『ビューティー』、食べ物の写真を美味しそうに撮る『ナイスフード』、後からフォーカスポイントを変更出来る『全フォーカス』、文書を綺麗に切り出せる『文書スキャン』。
とりえあず撮影モードに関しては、スマホのカメラ機能としてはこれだけあれば必要十分だと思います。
プロ写真、プロビデオで変えられる設定項目
『P9Lite』からの新機能であるプロ写真、プロビデオという機能なんですが、この機能は露出やISO感度などをデジカメのように細かく調整できる機能です。

↑の用に測光モード、ISO感度、シャッター速度、露出、AFモード、ホワイトバランスを切り替えることが出来ます。プロビデオの場合は、測光モード、露出、AFモード、ホワイトバランスのみ変更出来ます。
まぁスマホのカメラでここまでこだわって撮影する人は少ないと思いますが、例えばシャッター速度を最大8秒、最短4000分の1秒まで変えられます。ISO感度は100~1600までという感じでほとんどデジカメ並の設定が可能なので、工夫次第では普通のスマホでは撮れないような良い写真が撮れそうな気がします。
ビューティー、パーフェクトセルフィー機能
それからビューティーモード、パーフェクトセルフィー機能について。
たいていのスマホに付いている機能だと思いますが、P9Liteの場合は顔の写り方をかなり細かく写り方を調整出来ます。

↑のように顔の細さ、目の大きさ、肌の白さなどを10段階で細かく調整出来ます。これを予め登録しておけばビューティーモードで撮影した時に、人に合わせて写り方を細かく調整するということが出来ます。
設定方法は、ビューティーモードに変更後、左へスワイプしてパーフェクトセルフィーから。
それから、P9Liteの顔認識の精度についてなんですが、実際に試してみましたが、かなり良好で↓のようにたくさんの顔があっても同時に認識してくれます。

カメラ機能の細かい設定項目
その他のカメラ関連の機能について気になったことで幾つか書いておきます。
↓カメラ機能の大抵の設定はカメラアプリを起動して左へスワイプすれば変更できます。

↑の画面からは、解像度、写真の保存先、GPSタグの付加などを設定出来たり、音声でシャッターをきれる『音声シャッター』、動いているものにフォーカスを当て続ける『オブジェクトトラッキング』、笑顔を検出して自動的にシャッターをきる『スマイルキャプチャ』、ロック時に音量ダウンキー2回押しでシャッターをきれる『ウルトラスナップショット』などなど。それからプロカメラモード時なら水準器を表示することも可能です。
2秒以内に素早く撮影出来る『ウルトラスナップショット』
ロック時に音量ダウンキー2度押しでシャッターをきることが出来る『ウルトラスナップショット』はなかなか便利な機能だと思いますので書いておきます。
『ウルトラスナップショット』を使えば、完全に画面をロックしている状態でも素早く撮影出来ます。写真撮影後に撮影までにかかった秒数が表示されるのですが、大抵の場合2秒以内に撮影出来ますので、素早く撮影したい!という時に便利な機能だと思います。
もう一つ、すぐに撮影したい場合に便利な機能として、ロック画面上のカメラアイコンをスワイプアップしてカメラをすぐに起動する方法もあります。
『P9Lite』カメラ機能のまとめ
というわけでP9Liteのカメラ機能について簡単にまとめておきます。
- カメラ画素数・・・メインカメラ1300万画素、インカメラ800万画素
- 撮影モードは16種類・・・写真、プロ写真、ビューティー、動画、プロビデオ、ビューティービデオ、HDR、パノラマ、ナイスフード、ライトペインティング、、コマ抜き、スロー、全フォーカス、ウォーターマーク、音声写真、文書スキャン
- プロ写真、プロビデオ・・・測光モード、ISO感度、シャッター速度、露出、AFモード、ホワイトバランスを切り替えることが出来ます。プロビデオの場合は、測光モード、露出、AFモード、ホワイトバランスのみ。
- ビューティーモード・・・左へスワイプしてパーフェクトセルフィーから顔を認識させれば人に合わせた調整が可能。
- ウルトラスナップショット・・・画面ロック時に音量ダウンキー2度押しで素早く撮影出来る。
- QRコード読み取り・・・カメラアプリを起動して読み取るだけで解析結果が表示されるのでタップする。
- 連写・・・シャッターボタン長押しで連写。カメラアプリ画面上で左で設定を表示させて設定変更。撮影後に保存する写真を選択して保存。
『P9Lite』をおすすめできる理由
ということで『P9Lite』のカメラ機能やスペックについて気になったことについて書いておきました。まぁ気になったことと言っても思った以上に普通に使えているので不満点はほとんどなかったです。
何度も言いますが『P9Lite』は本当にコストパフォーマンスが高い機種だと思います。当然、使い方次第ということですが、非常におすすめできる機種だと思いっています。
『P9Lite』の気になったことについてはまだあるので、また次回記事で書きたいと思います。
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