劣等感の罠から抜け出すためのたった一つの方法

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ぼくは以前劣等感にさいなまれて、もう生きていく自信がなくなったことがあります。

もう、どうしようもなくなって人生のどん底を経験しました。

「生きていても辛いだけだし、もう死ぬしかない」

本気でそう思っていた時期があったのです。

今だから言えることですが、当時はもう何も見えずにもがき苦しんでいたのです。

同じような経験をしている人も少なくありません。

劣等感というのは、一度ハマってしまうと簡単には抜け出すことは出来ません。

一度劣等感をもって、どうしようもなくなってしまった人がどうやって劣等感の罠から抜け出すことができるのか、ということを書いていきたいと思います。

本気で死ぬことも考えたどん底の日々

当時は、周りの人から何を言われるのか恐怖でいっぱいでした。

仕事をやめて、ニートになった時期があるのですが、その時が人生のどん底でした。

ニートになって時間が経過するとともに、人としゃべるのか怖い、外にでるのが怖いとなって、もう生きているだけで精一杯だったのです。

頑張って外に出ても、すれ違った人から

「今の人気持ち悪くない?」

と言われたような気がして落ち込んだり、他人に自分のことを笑われたような気になって周りの人が怖くて、生きた心地がしませんでした。

「なんで自分だけがこんな目に合わなけりゃならないの?」

と本気で自殺することも考えました。とにかくどうしていいのかわからなかったのです。

会社員時代にためた貯金もだんだん減ってきて、当然ですが家族からもいろんなこといわれました。

その上他人からも白い目で見られているような気になって、生きていることすら悪いことのように感じられたのです。

当時は自己啓発本を読みあさり、どうしたら良くなるのか、なにがダメなのか、そんなことばかりを考える毎日が続きました。

 

劣等感の罠にハマって人生が台無しになる

今だからこんなことが書けるのですが、当時としてはもう何も考えられずにいたのです。

今は、なんとか前向きに生きていくために毎日暮らしていますし、少なからず収入を得ながらなんとか生活しています。

なんとか人生のどん底から脱したのです。

ただ、完全に劣等感が克服出来たわけではありません。他人と視線を合わせることが出来なかったり、他人とのコミュニケーションも最低限のことしかできません。

どうしてこうなってしまったのか?
一体どこで道を踏み間違えたのか?

と思って、今でも後悔することも少なくありません。

劣等感を持つ原因はさまざまですが、一度劣等感に苛まれると、そこから抜け出すことが難しくなります。

劣等感が劣等感を呼んで、さらに自信がなくなってしまうことの繰り返し。

そういうことを私は「劣等感の罠」と呼ぶことにしています。

 

正面から劣等感と向き合うということ

この劣等感の罠から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか?
そもそも劣等感というものは何処から来るのでしょうか?

やっぱり自分に原因があるのではないか?
もっと仕事や人間関係が上手く行けば劣等感はなくなるのではないか?

そうやって何かに原因を求めて、それさえ改善すればうまくいくのではないかと思っていました。

それこそ劣等感の罠にハマっている証拠なのです。

どういうことかと言うと、

自分に自信のない人は、どうやって他人に嫌われないかで頭がいっぱいになります。他人に好かれることで心の充足感を得ようとするのです。

もし他人に嫌われたら自分が全部否定された気になってしまいます。それで嫌われないようにするために、他人を過大評価するようになります。

そして逆に、自分を過小評価してしまいます。他人に少しでも自分の弱みを見せないことに必死になって、本当の自分を隠しているのです。

他人に嫌われたから、もっと自分を隠さないといけない。もっと他人を過大評価しなければいけない。

そうなって劣等感がさらなる劣等感を呼ぶのです。

劣等感の罠から抜け出すことに必要なことはたった一つしかありません。

それは、「劣等感と正面から向き合う」ということです。

 

本当の自分をさらけ出す勇気を持つこと

大切なのは、劣等感と正面から向き合うこと。

それは、劣等感も含めた自分を自分として認めることにほかなりません。

他人に嫌われることを恐れるのではなくて、自分の内面と向き合うこと。

他人に嫌われることが悪いことという考えがそもそも劣等感の原因なのです。

他人に嫌われてもいいから、本当の自分をさらけ出すことが、劣等感を克服するためには必要なのです。

自分をさらけ出すというのは、他人に嫌われる勇気をもつということです。

他人に嫌われてもいいと、欠点も含めたすべての自分をさらけ出していかなければ劣等感は克服出来ません。

実際に今だからわかることですが、自分の欠点をさらけ出すことで自分のことを嫌いになる人は、そもそも人を利用することしか考えていない人です。

本当に大切にしたいのは、欠点も含めた自分を理解してくれる人です。そういう人は、本当の自分を出せば出すほど集まってくるのです。

そして、欠点も含めた自分が理解されることが、劣等感を克服して本当の自信につながる唯一の方法なのです。

ではまた!