「幸せになる勇気」さえあればなんとかなる気がする。

アドラーが解ったつもりから抜け出すための1冊

幸せになる勇気

幸せになる勇気

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ダイヤモンド社 (2016-02-26)
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う~ん、前作の「嫌われる勇気」で答えが見えなかったところがハッキリと見えるようになった気がします。

僕自身、毎日のようにいろいろな本を読んでいますが、アドラーは今の時代に、一番必要な思想だと思います。この本でアドラーが解ったつもりから抜けだして、本当の幸せとは何かを考える。ということが必要なんじゃないかと・・・。

「嫌われる勇気」のただの続編ではない!

ちなみに前作のベストセラー「嫌われる勇気」の続編ですが、単なる続編ではありません。

本書『幸せになる勇気』は、アドラーの思想を実践し、幸福になる生を歩んでいくための「コンパス」となる一冊です。前作で提示した目標に向かって、どのように歩んでいけばいいのかを示す、行動指針と言い換えてもいいでしょう。

内容に関しては、アドラーの思想でもっとも重要な共同体意識を説明しながら、人間が本当に幸せに生きるために必要なことがこれでもかというぐらいに詰め込まれています。

思想を理解しただけでは実践は出来ないし、実践しなければ意味はありません。この本はアドラーの思想を実践するのための本です。

う~ん、この手の本で最後まで一字一句読んだのは久々です。なかなかの良書だと思うので、今回は書評レビューを書いておきます。

 

現状を否定しなければ変わることは出来ない。

僕自身が常々考えていることですが、とにかく変わるためには現状を否定しなければいけないということ。現状に不満があるなら、結局変わるしかないということです。

この本で一番言いたいのは以下の部分。

人は誰でも、いまこの瞬間から幸せになれる。

人はいまこの瞬間から変わろうと思えば変われるし、だからこそ幸せになろうと思えば、その瞬間からそうすることが出来る。問題はそれをするかしないか。

これは「自分の意志」で決めるしか無いんです。そして、次の部分・・・。

幸福とは、その場に留まっていて享受できるものではありません。踏み出した道を歩み続けなければならない。

変わらないというのは、今自分がいる場所に居続けるということ。人間は同じ場所にいつづけるのは簡単ですが、一歩踏み出さなければ一生変わることは出来ないんですね。

しかもその一歩は常に踏み出し続けなければいけない。

「わたし」の価値を、他者に決めてもらうこと。それは依存です。一方、「わたし」の価値を、自らが決定すること。これを「自立」と呼びます。

自分の意志で一歩踏み出した瞬間に人は初めて「自立」します。

自分が自分でなくなれば、それは「依存」しているだけ。ほんとうの幸せは自立しなければ永遠にやってこない。だからこそ変化が大事なんです。

もっと重要なのは次の部分。

われわれは過去の出来事によって決定される存在ではなく、その出来事に対して「どのようにして意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。

過去について考えても今の自分とは何の関係もない。だからこそ、今どう生きるのかを考えなければいけない。過去を言い訳にして決断や変化から逃れてはいけない。

もしあなたが、このまま「変わらないこと」を選ぶのなら、わたしはその決定を尊重します。(中略)しかし、もしも「変わること」を選ぶとすれば、その日は今日しかありません。

変わるなら今しかないんですね。すぐいまこの瞬間から変わる。変わろうとすることが出来る。

今はまだ無理だと言っていると一生変わることは出来ないままなんです。

→「何かをやるためには、すぐやるしかない。

そして以下の部分は一番重要。

われわれにとっては、なんでもない日々が試練であり、「いま、ここ」の日常に、大きな決断を求められているのです。その試練を避けて通る人に、ほんとうの幸せは獲得できないでしょう。

人生は常に決断の連続なんですね。本当にそうです。

でも、その決断を避けてばかりいると何も変わらないし、本当の幸せはやってこない。だからこそ、変化しないといけないということです。

 

すべての答えがここの1冊にあるという説得力

やや引用し過ぎた気もしますが、これはほんの一部に過ぎません。本当に理解するためにはぜひ本を購入して下さい。現状から一歩踏み出すために。

しかし、実際の人生は、なんでもない日々という試練は、「最初の一歩」を踏み出したあとからはじまります。ほんとうに試されるのは、歩み続けることの勇気なのです。

ワッショイ!