たった1冊の単語帳だけで英語のコアを手に入れる最短の英語学習法

繰り返し学習で注意したいこと

最短ルートで英語力アップするには「単語力」

英語力

英語学習が失敗する理由は「疲れるから」

「今年こそ英語力をなんとかしたい!」と思っていても、なかなかうまくいかないですよね。何回も挑戦したけど上手くいかなくて自信をなくしている人も多いんじゃないでしょうか。

「う~ん、どうして英語学習が失敗するんでしょうか。もういい加減疲れた。」

と思う気持ちもわかります。これは本当にそうなんです。「勉強しなきゃ」と思うとそれだけで疲れますよね。

でも。実は英語学習が失敗する理由って結局そうやって「疲れるから」なんです。というわけで今回は、なるべく疲れない方法で「英語のコア」を手に入れる、

「たった1冊の単語帳だけで英語のコアを手に入れる最短の英語学習法」を紹介します。

 

単語力を重視する理由は、「単語力=英語の解像度」だから

  • 単語を知っていると、英語の解像度が上がる!
  • 単語を知っていれば、英語と接する際のストレスがなくなる!

どうして「単語力」を重視するのかについて説明します。

まず、「英語力」というのはなんでしょうか。たとえば、単語力、文法力、スピーキング力、リスニング力・・・。

そういうのを全部ひっくるめて「英語力」。つまり「英語力」を高めるにはとにかく様々な勉強をする必要があります。

でも実際には、仕事や家事の合間の限られた時間のなかで、全部勉強するのは現実的ではありませんし、無理して勉強しても絶対に上手く行きません。限られた時間をいかに効率的に使うかというのが大切なんです。

だからこそ、まずは「単語力」。単語力に集中的に時間を使う。で、「単語力」というのは何かというと「英語の解像度」なんです。

「単語力」=「英語の解像度」

単語力を上げて、英語の解像度を高めれば高めるほど、英語に対する理解はどんどんクリアになっていきます。どんどん英語に対する理解力が上がっていく。

そうすれば英語に接するストレスもどんどんなくなっていく。単語力が上がれば英語学習に対するハードルも下がっていくんです。

つまり、単語力をあげることは最も効率的な英語力の上げ方です。単語力を強化すれば、たった1年で英語のコアを作ることが出来るんです。

 

「たった1冊の単語帳」で英語のコアを身につける

具体的な学習方法の説明に入る前に、今回紹介する学習方法の3つのポイントを整理しておきます。

  1. 「たった1冊の単語帳」で英語のコアを身につける!
  2. 同じことの繰り返しで英語と接するストレスを減らしていく!
  3. 目標は1年で英語のコアを作ること!

ということで、まずは1冊の単語帳を徹底的にマスターする。

それだけで十分「英語のコア」が身につきます。文法学習やリスニング、スピーキングに特化した学習はその後で十分なのです。

目標は「1年で英語のコアを作ること。」

英語のコアというのは、ぼくなりの解釈では「英語と接するときに英語のまま脳で直接的に理解出来る能力のことです。」

英語のコアさえ手に入れば英語は苦痛ではなくなります。日本語の難しい言葉がわからなくてもストレスがたまらないのと同じように、英語と接するストレスがなくなってくるのです。

 

英語のコアを手に入れる

1冊の単語帳で英語のコアを手に入れるための学習方法

1冊の単語帳を徹底的にマスターする

  1. 単語帳は、自分が信頼できる本を1冊用意すること!
    • 英文があって、それに対する注釈がある、音声のCDがあるものが使いやすい。1周しやすいボリューム感、その時の理解力に応じた学習が出来ると良い。
    • (例)DUO3.0、キクタン、ユメタン、シス単、ターゲットなど自分が使いやすそうだと思えるもの。
  2. とにかく単語帳1冊を完璧にする!英語のコアを手に入れるまでは他の学習方法に手を出さない!

まず、単語帳1冊を完璧にマスターします。マスターといっても全部覚えるということではなく、あくまで英語のコアを手に入れるまでやるということです。

英語のコアが手に入ってから、文法やスピーキング、長文などに手を出していけばいいのです。

失敗する人の典型的なやり方が、最初からいろいろな分野に手を出してしまって英語学習のストレスをどんどん増やしてしまうという人。

あくまで大切なのは疲れないこと。同じことを繰り返して英語と接する際のストレスはどんどん減らしていくこと。これが基本です。

で、どういう単語帳がいいのか。

これは、上にもまとめたように、基本的には自分が信頼出来る1冊を見つけること。これが基本です。ずっと付き合っていく訳ですから、出来るだけ自分にとって愛着の湧くような1冊がいいです。

ちなみに、ぼくの場合は定番のDUO 3.0DUO 3.0復習用を使っていますが、別にDUO3.0じゃなければいけないとうことはありませんが、間違いなくオススメ出来る本です。

 

英単語を覚える方法は「繰り返し」

  • 1つの単語帳を何回も繰り返す。繰り返すことに意味がある。
  • 人間の脳はすぐ忘れる。だから無理に覚えようとしない。覚えようとするとストレスになる。
  • 繰り返せば繰り返すだけ楽になる。繰り返して、余裕が出てくれば勝手に視野が広がってくる。

単語帳を勉強する時に一番大切なのは「繰り返し」です。何回も繰り返しながら記憶に定着させていく。これが基本。

人間の記憶はほんとうにいい加減なもので、放っておくとすぐ忘れてしまいます。人間の脳は忘れるものなのです。

だからこそ「脳が記憶する仕組み」を感覚的に理解しているかしていないかで学習の結果は随分と変わってきます。

人間が物事を記憶するのにはハッキリとしたメカニズムが存在していて、そのメカニズムをいかに利用することが出来るかが大きなポイントになるのです。

そして、よくある誤解というかやってしまいがちなのが、単語帳を買って最初に始めるときから隅々まで読んでしまう、最初から丁寧にやってしまうということ。

1周目というのは一番脳にストレスがかかるタイミングです。1周目に時間を掛けてやることで英語が苦痛になってしまう。これは絶対にやめたほうがいいです。

英語を勉強する時は、出来るだけ楽しむ。そういう気持ちがなければ、なかなか覚えられないものです。だからこそ無理に覚えようとしない。必要以上に丁寧にやらないというのは結構大切なポイントなのです。

最初に考えるべきなのは、どうやってストレスを溜めずに楽に繰り返すかということ。

1周目は一番ストレスがかかりますが、2周目はその半分、3周目、4周目・・・

繰り返すだけどんどんストレスはなくなっていきます。そして繰り返す度に自信も付いて行く。

単語帳で挫折する人は、最初から丁寧にやってストレスをかけすぎているだけなのです。細かい部分はもっと余裕が出てきてから取り組めばいいということです。

この「繰り返し」ができなければ間違いなく失敗します。だからこそ、どうやってストレスなく楽しく英語学習できるかが最も重要なのです。

それでは、いよいよ実際の学習方法について説明していきます。

 

集中トレーニング

1年で英語のコアを作る3ステップ「集中トレーニング」

ステップ1:「単語帳学習に対するイメージを変える」

  • 「覚える」のではなく「妄想」する。
  • 日本語訳、英訳が出来るようになる必要ない。

まず、実際に学習をはじめる前に単語帳学習に対するイメージを変える必要があります。

「単語帳を繰り返しやるのなんて退屈だし面白くない。」こんなイメージのまま始めても絶対に上手く行きません。

大事なのは例文から「妄想を膨らませる」こと。例文を覚えることではありません。実際の例文を読んで、自分の世界の話に置き換えてイメージする。

例文をただ読むだけでは絶対に覚えません。大切なのは妄想力。例文の背景にある情景や雰囲気、文脈、怒ったり笑ったり悲しんだりする感情。例文を読む時に具体的な物語を頭のなかでイメージする。

単語帳はあくまでも読み物。妄想を可能な限り膨らませて、自分にとっての一つの物語にしていく。

単語学習が退屈なものにならないように、出来るだけ楽しくなるようにした方が圧倒的に記憶に残りやすいのです。

もう一つは、必ずしも日本語訳、英訳を出来るようになる必要はないということ。

単語帳というのは、英語の例文があって、それに対応する日本語訳があります。だから多くの人が、それぞれの対応関係を覚えればいいと思ってしまうんです。

でも実は、日本語訳や英訳が出来るようになるだけでは英語力向上にとってはあまり意味がありません。

大事なのは、英語を英語として理解する力。

英語には英語にしかないニュアンスがあります。日本語と対応関係を覚えても英語のニュアンスは理解できるようになりません。ですから、英語は英語で理解するというのが大切なのです。

単語帳の日本語訳は、あくまでも「最初に英語の意味をイメージするための足がかり」という風に捉えるのがいいと思います。

 

ステップ2:「まずは最初の1周目を終わらせる」

  • 細かいことは気にせずとにかく1周終わらせる
  • 途中でつまずく理由は出来るだけなくす
  • 1周1ヶ月より、1ヶ月3周すべし!

次は、実際に単語帳を1周します。まずは、とにかく1周目をやることが大切。1周目は一番ストレスがかかります。いかにストレスなく1周終わらせることが出来るかが大切なのです。

先程も言ったように最初から全部読む必要はありません。細かい注釈に手を出すのはまだまだ先。まずは1周終わらせることを優先する。

大抵の人は、1周目からしっかりと覚えようとします。これがダメなんです。努力を要する作業なのは間違いありませんが、決して覚えようとする必要はありません。

かと言って、ただ例文に目を通すだけでは意味はありません。取りあえず例文の意味がある程度理解できる程度には目を通します。

「この例文は日本語でどういうことを言っているのか」ということが判れば、そのままどんどん次に進んでいく。ややこしくて意味がわからない場合は飛ばしても大丈夫。細かいことを気にするのは2周目以降で十分です。

ポイントは自分の理解力や、勉強時間に応じてスムーズに進んでいけるようにすること。最初の1周に一ヶ月もかけるより、一ヶ月で3周するほうが効率的に覚えられるのです。

 

ステップ3:「繰り返し学習」で英語のコアを作っていく

  • 「繰り返し」のペース配分を意識する
    1.  あくまでも、その時の理解度に応じたペース配分を心がける
    2. 何も考えずにただ読むだけの学習は意味が無いのでしない。
    3. 無理に覚えようとしない。過度なストレスは英語を苦痛なものにしてしまう。
    4. 繰り返す度にペースをどんどん上げていく
  • 慣れてきたら脳の中で整理しやすいように工夫する
    1. 例文がどういう用途で使われるかを考える(口語、文語、カジュアル度、よく使うか)
    2. 例文の背景、文脈、感情を出来るだけ具体的にイメージして覚える(例文を自分の言葉として理解する)
    3. 理解度が上がった部分はさらに先に進んでいく(注釈、類義語、対義語など)
    4. 例文を繰り返し口に出す。(音声CDのシャドーイング、ある程度覚えるとCDなしでOK)

最初の1周目が終われば、後はどんどん繰り返しのペースを上げていきます。

ただペースを上げるといっても、1周目と同じことを何回も繰り返すということではありません。大切なのは自分の理解力に応じて、理解できるスピードより少し早めのスピードを意識すること。脳に少しだけ負荷がかかるようにすること。

ただ、無理に覚えようとしてもいけません。無理のない程度で構わないので繰り返すということが何よりも大切ということです。

注意したいのは、ただ読むだけでは意味が無いということ。いくら早くするといっても、何も考えずに読んでいるだけだと英語力は付きません。

大事なのは、例文のイメージが理解できること。その為に、脳が理解しやすいように整理しながら覚えていくということを意識します。

ポイントはいくつかあるのですが、まず一番大事なのは例文の用途。実際の世界の中でどういう場面でその例文が使われるかを出来るだけ具体的にイメージすること。

会話の中で使う言葉なのか、文章の中で使う言葉なのか、固い言い方なのかカジュアルな言い方なのか。そういう例文の用途を出来るだけ具体的にイメージする。

もう一つは、先程も言ったように実際の情景をイメージして、どういう背景で使うのか、どういう感情で言っているのか、そういうことをイメージしながら例文を自分の言葉として理解すること。

そして例文を見ただけですぐイメージできるようにしていく。ある程度理解度が上がってくれば、類義語や対義語などの細かい注釈も見ていく。ここでも、あくまでも実際にどう使うかをイメージしながら覚えることが大切。

最後に、発音はどうするのか、単語帳の音声CDをいつ、どうやって使っていくのかについて説明します。

まず、英語を覚える時に「音」というのは間違いなく必要で、口に出すのは読むのと同じぐらい重要なことです。ですから、CDを聞いて実際の発音を耳に覚えさせるのは絶対に必要なことです。

「音」に関しては、まず最初の段階は、例文を見てすぐに発音がイメージできるレベルまで繰り返し聞いたり、シャドーイングして覚えます。

ただ、聞くことを目的にしないということも大事。

やはりただCDを聞いているだけだとあまり意味がありません。あくまでもCDを聞くのは最初だけで、あとは基本自分の口で発音するという感じで進めていきます。

理解度が進むごとに発音も自分のものにしていくということ。そのためのステップとしてCDを利用していくということです。

ちなみに、読むのと口にだすのとどっちが先かというと、これから説明します。

 

「繰り返し学習」で注意したい3つのこと。

  • 理解度に応じて進めていく
  • 自分のペースで繰り返す
  • 適度な負荷をかける

人間の記憶というのは「印象」なんです。なんとなくのイメージで覚えていく。最初は点で理解して、それがつながって線になる。いくら頭が良くても最初から線を書くということは絶対出来ないんですね。

だから英語も同じで、いきなり全体像を理解しようとする必要はありません。あくまでも理解度に応じて進めていく。最初は漠然としたイメージから始まって、だんだんとイメージが鮮明になっていく。

理解度のステップとしては以下のような感じになります。

  1. 例文の意味することが漠然と理解できる
  2. それぞれの単語の意味をある程度理解する
  3. 文章の構造をある程度理解する
  4. 英文のイメージをつかめるようにする
  5. 実際の発音を覚える(音声CDを使う)
  6. 自分の口で言えるようにする
  7. 具体的な情景をイメージできるようにする
  8. 類義語や対義語などの関連語を覚える

最初の1周目は例文の意味が漠然と理解できればいい。ただ大切なのは自分の理解力のペースに合わせてやること。それが1周で終わるのか10周かかるのかは人それぞれ違います。

そして、音声CDを使うのはある程度英文のイメージが掴めるようになってから。意味不明な英文は音声で聞いても意味がありませんので、英文のイメージがある程度掴めるレベルになってからやるのが効率的です。

ただ、そこに行くまで時間がかかりそうなら先にCDを聴き始めるのもOK。そこはあくまでも自分がやりやすいペースを考えてやること。

もう一つ注意したいのは、「ただ読んだり聞いたりするだけでやった気になる」は意味が無いということです。そうならないように適度な負荷をかける、少しずつ理解度を高めていく努力をするということ。逆にもう十分理解できたという箇所が出てくれば飛ばして次に行ったほうがいいのです。

最短ルートで英語を覚えるには無駄な作業は極力なくすことが大切なんです。

そうやって、繰り返しながら理解度のステップを高めていくことでだんだんと記憶が強化されていく。それが英語のコアを手に入れるということなんです。

 

繰り返し学習で注意したいこと

まとめ

というわけで、1冊の単語帳を使って英語のコアを手に入れる方法について書いてきました。

もちろん、単語帳だけで英語がすべて理解できるということではありません。あくまでも効率的に最短ルートで覚えるために最適な方法だということ。

よく、聞くだけで覚えるという勉強法がありますが、そういうのは意味がありません。これは本当にそうです。

一方で、いろいろな勉強を一気にやるというのも現実的ではありません。あくまでも英語との距離を近づけるために自分のペースに合わせて楽しんでやるということが大切なのです。

それでは!

 

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