初心者だけど登山したい!
そろそろ秋の行楽シーズンが近づいてきました。
毎年、この時期になると山に登りたくなってしまいます。ただ、今まで本格的な山登りというのをしたことがなかったので、なかなか山登りを始められずにズルズル過ごしてきました。
今年こそは山登りを始めるぞ!
と思い、今年は紅葉を楽しみながらのんびり山歩きを出来そうな山に登ってみたいと思います。
山登りといっても、そこまで大掛かりな装備が必要なものではなくて、気軽に楽しめる山登りをしたい。
お金をかけずに賢く楽しめる登山。
山は、登るだけなら無料ですし(基本的には)、低い山なら、特別な装備なんて必要ありません。
今回は、出来るだけお金をかけずに登山を始められるように、低価格でも使える登山用品、ユニクロなどで手に入るような登山用ウェアなどを調べてみました。
低山登山に最低限用意したい物
高い山に登ってみる景色もいいのですが、比較的低い1000m級の山でも、紅葉が楽しめたり、気軽に登山を始められるので、私のような登山初心者にはもってこいです。
2000mを超えるような山に登るには、それなりの装備が必要になりますが、1000級の低山の場合は、そこまで装備に拘る必要はありません。
そういった低山に登る時に用意しておきたいものを考えてみます。
まず、登山には欠かせない3つのアイテム。
ザック、レインウェア、靴
この3つは、たとえ低山に登る場合でも必要になります。ですので、まず最初にこの3つのアイテムを用意して、必要に応じて、その他のアイテムを購入するといった形が良さそうです。
必ず用意したいザック(リュック)
山に登っている人は必ずザックを背負っています。ザックは登山用品店やスポーツデポなどで売っています。
普通のリュックとの違いはそれほどないのですが、一番大きい違いが、腰や胸の部分にベルトが付いていること。
荷物が軽い場合はベルトはなくても問題ないのですが、あったほうがザックを体に固定出来て歩きやすいのは間違いありません。
まぁ、低い山であればそこまで気にしなくても、とりあえず背負えれば普通のリュックサックでも基本的には問題ありません。
低山に登る場合は、15L~25Lぐらいの容量があれば十分だと言われています。
▼ザックを選ぶときのポイント
- 日帰りなら15L~25Lの容量
- 腰や胸のベルトが付いている
- サイドにポケットが付いている
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もしものためのレインウェア
山の天気は変わりやすく、もし山で雨が降ってきた場合はレインウェアが必要になります。
仮に、雨が振りそうになくても、念の為にザックの中に入れておくべきでしょう。
レインウェアがなければ、体が濡れてしまいます。体が濡れたまま登山をしていると最悪、低体温症になって死亡してしまいます。
それから、市販の雨合羽、レインコートはNGです。登山用のものと違って透湿性が全くありませんので、すぐに汗が溜まって体を濡らしてしまいます。
ですから、レインウェアは少し高いのですが登山用の物を使ったほうがいいです。
▼レインウェアを選ぶときのポイント
- 透湿撥水性のある製品(ゴアテックスなど)
- 必ず上下両方用意する
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歩きやす靴
そして、一番大事なのは靴です。
登山をしているときはほとんど歩いていることになります。また、舗装された平坦な道と違って、岩場の多い非常に歩きにくい道が多いのです。
ですから、靴はスニーカーなどの歩きやすい靴が必要になります。
登山用品店には登山専用の登山靴が置かれていますが、低山であればそこまで拘る必要はありません。
低い山でそこまで本格的な装備をしている人は少数派です。靴に関しては普段使い慣れたスニーカーで十分だと思います。
▼靴を選ぶときのポイント
- 使い慣れたスニーカー
登山に使う服は化学繊維のものを選ぶ
基本的には上の3種類(ザック、レインウェア、靴)をそろえればなんとかなると思います。
ただ、レインウェア以外の服はどうするのか?という問題があります。
レインウェアはあくまでも雨が降った時、風が強い時に着るものです。ですから、登山中に着る服はどうすればいいのでしょうか?
まず、登山ではレイヤリングといって、ベースレイヤー(下着)、ミドルレイヤー(中間着)という順で着用します。さらにソフトシェル、ハードシェルといった服を着用することになっています。
ただ、これは本格的な登山の場合です。
秋に登る低山の場合は、そこまで寒くありませんので、とりあえず下着とその上に着る服があればなんとかなります。
それから、登山に使う服は、基本的にはポリエステルなどの化学繊維のものをおすすめします。
登山ではかなりの汗をかきますので、速乾性が高い化学繊維でない服では、体を動かしている間にびしょ濡れになってしまいます。
ですので、化学繊維の下着と上着を用意します。
お金をかけずに装備を揃えたい!
アウトドアブランドで登山のウェアを全部揃えようと思ったら、かなりのお金がかかってしまいます。
なるべくお金をかけずに装備を揃えたい!
それならユニクロでもそれなりの登山ウェアが手にはいります。アウトドアブランドはもともと値段が高いので、お金を節約したければアウトドアブランドの製品を買ってはいけません。
そもそも、低山への登山では特別な装備はほとんど必要ありません。
のんびり登山を楽しむのに高いアウトドアウェアを買う必要なんて無いのです。
しかも最近はユニクロでも、機能性の衣類がいろいろ販売されています。
有名なアウトドアブランドの衣類と比較すると、やや性能が劣ることもあるのですが、低山だけならまったく問題ありません。
ということで、ユニクロなどで購入できるアウトドアにも使えるウェアを紹介していきます。
ユニクロで買える速乾ウェアは使える?
MENSのみのラインナップですが、ユニクロのドライEXシリーズは、登山ウェアに必要な速乾性が非常に優れています。
素材も、100%化学繊維で登山ウェアとしては申し分ありません。また、ドライEXクルーネックTの値段は990円(税別)と、アウトドアメーカーに比べて圧倒的に安い。

同じくドライEXシリーズのショートパンツです。スパッツと合わせて履くとよさそう。本格的な秋になると少し寒いですので、時期や山の気候も考えてボトムの長さを考えて下さい。

ドライEXのパーカーです。少し風が強い時などに上から羽織るのによさそうです。

WOMENSでもエアリズムのメッシュパーカーがあります。メッシュなので少し傷みに弱いと思いますが、秋山の登山には結構使える気がします。

▼ライトポケッタブルパーカー(MEN)
▼ライトポケッタブルパーカー(WOMEN)
秋山では、頂上に近づくと強い風に打たれて半袖では寒い時もあります。こちらのポケッタブルパーカーはウィンドブレーカーとして風から身を守るのに使えます。
使わない時はコンパクトにたためるのでザックの中に入れておくといざというときに使えて安心です。

ベースレイヤーにはこちらのエアリズムの長袖T。(MENSのみ)いままではエアリズムには長袖が無かったのですが、今年から新発売になります。
ベースレイヤーのサイジングは体にピッタリ付くぐらいのフィット感にしなければ最適な効果は得られませんので、やや小さめのサイズがベスト。
山に登る前に知っておきたいこと!
登山ウェアの基本はレイヤリングです。山の気温や天候は変わりやすいため、その時どきの状況に応じた服装をすることが必要になります。
山行途中で暑すぎたり寒すぎると、体調を崩してしまうかもしれません。レイヤリングによって調整が出来ると、コンディションに合わせて柔軟に対応できます。
登山中は体を動かしていることが多いので、普段より少し薄着になるぐらいで問題ないのですが、山の上では気温が低いですので、上から羽織れるものは必ず準備しておくべきでしょう。
ということで、ユニクロなどを活用して、少しでもお金をかけずに秋の登山を楽し見たいと思います。
それでは!