仕事で疲れた時は、ヨガ?瞑想?いえいえ自律訓練法がおすすめですよ。

自律訓練法

どうしてこんなに疲れるの?

毎日毎日、仕事から帰ってきてご飯を食べて寝る。

そして、また仕事に行っての繰り返すだけの日々。

もう、疲れて毎日何のために生きているのかもわからない。以前の仕事をしていた時の私はこんな状態でした。

「どうしてこんなに疲れるの?」


「もうこれ以上こんな生活は無理!」

そう思って、やむを得ず仕事を辞めることになったのです。

疲れやすいのは力が抜けないから

朝起きても、昨日の疲れが残っていて体がダルくて動かない。

そんな状態でも、仕事を休むわけにもいかず無理をして毎日仕事をしていたのです。

みんなは元気に頑張っているのに、どうして自分だけこんなに疲れるの?

こんなに疲れていては、仕事や趣味に前向きに生きることはできません。

そこでヨガや瞑想などいろいろな方法を試したのですが、何かが違う。

そこで出会ったのが「自律訓練法」

自律訓練法とは、バランスが崩れてしまった自律神経の調子を元に戻し、しっかりとコントロールするための催眠療法です。

どうしてこんなに疲れてしまうのでしょう?

ぼくの場合、仕事をしているときはもちろん、プライベートの時間でも、一時も緊張から抜け出すことが出来ずに、常に体に力が入った状態になっていたのです。

健康な人は、プライベートはもちろん、仕事の時間でも必要に応じて体の力を抜き、リラックスをすることで、本来やるべき仕事にしっかりと取り組むことが出来るのです。

ぼくの場合、常に体が緊張した状態ですから疲れをとることすら出来ずに、その結果、何時も疲れを溜めてしまっていたのです。

 

硬直した体を脱力させる

どうすれば硬直した体から力を抜き、リラックスすることができるのか?

どうすれば自律神経のバランスを元の健康な状態に戻すことが出来るのか?

自律訓練法をすることで、自己催眠状態を作り、「自分の体を自分でコントロールする」という、人間が本来持っている力を呼び覚ますことができるようになります。

常に緊張状態に置かれることで、人間が本来持っている自分の体をコントロールする能力が失われてしまっていたのです。

自律訓練法を行えば、毎日少しずつトレーニングを繰り返して、徐々に自律神経のバランスを取り戻していくことが出来ます。

ヨガや、瞑想の場合は、自分だけで実践するのが少し難しいのですが、自律訓練法の場合は1人でも簡単に出来ます。

また、自律訓練法は治療法として体系化されていますから、決められた手順を繰り返すだけで治療することが出来るようになっています。

では、ここからは具体的な自律訓練法のやり方について書いていきます。

 

自律訓練法のやり方

始める前に

まず、自律訓練法は、周りが静かな落ち着ける場所で行います。

慣れないうちは、周りが煩いと気が散ってしまいい自己催眠状態に入るのが難しくなります。

それと、自律訓練法をやるときの姿勢は、椅子に腰をかけた状態か、ベッドなどに仰向けになった状態で行います。

いずれの場合も、体の力を抜いて楽な姿勢で行います。服もボタンやネクタイ、ベルト、腕時計などは外して、出来るだけゆったりとした状態にしておきます。

催眠状態に入る前に、軽く体をほぐすために、手や足をバタバタと動かしたり、首をぐるぐる回したりしておくと、より力が抜けます。

 

 

落ち着いた状態を作る

では、催眠状態に入っていく方法について説明していきます。

まず最初に全身の力を抜いていきます。

すべての力が抜けるように、足のつま先から、順に頭の裏側までしっかりと、意識をしながら力を抜いて下さい。

肩や顔の周りの筋肉は特に力が抜けにくいのでしっかりと意識をして力を抜いていきます。

最後にゆったりと鼻呼吸で、息を吐きながら「フー」っと全身の力を抜いていきます。

ゆったりとした呼吸を数回繰り返し、出来るだけ落ち着いた状態を作って下さい。

そこで、

「気持ちがゆったりと落ち着いています」
「気持ちがゆったりと落ち着いています」

と心のなかで何回か唱えて下さい。

実際に気持ちが落ち着いてくれば次の段階に移ります。

 

手足がどんどん重たくなっていく

ここからは、具体的な自己暗示を行っていきます。

まず、右手に意識を向けて、右手がだんだん重たくなっていくことを意識します。

心のなかで、「右手が重い、右手が重たーい」と繰り返していくと、だんだん重たくなっていきます。

ただ、無理をしてはダメで、ただ感じるだけ。

繰り返していくうちに、どんどん重たくなっていく感覚を感じて下さい。

同じように「左手」、「両手」、「右足」、「左足」を順に同じことを繰り返していきます。

最後に「両手、両足がとっても重い」と暗示して下さい。

心のなかで暗示するだけで、後は体のわずかな変化を感じて下さい。そうすると実際にそう感じるのです。

ただ最初のうちは自己暗示が効きにくいのですが、繰り返しトレーニングをするうちに、どんどん効果が出てきます。

 

手足がどんどん温かくなっていく

次は、手足が温かくなっていく暗示。

先ほどと同じように、右手から順に「右手が温かい、右手が温かい」と暗示していきます。

体を流れる血液の流れを感じて、温かい血液が指先まで流れていく様子をイメージしながら、心地よくポカポカとした温かさを感じて下さい。

そうすると実際に温かくなっていきます。

これを左手、両手、右足、左足と順にやっていきます。

この時も、両手、両足は重たいという暗示はそのままです。

「両手、両足が温かくて重たい」と感じてください。

しっかりと暗示がかかると、太陽にあたってポカポカと気持ちいい日向ぼっこをしているような気持ちになっていきます。

ここまで説明したのが、自律訓練法の第一公式(重たくなる)、第二公式(温かくなる)となります。

自律訓練法には、合計6つの公式があり、順に進めていくのですが、最初のうちは、ここで紹介した第一項式と第二公式のみでも大丈夫です。

第一項式と第二公式がしっかりと感じられるようになれば、第三公式以降に進んでいきます。

最初は出来なくても、繰り返しトレーニングをするうちに、しっかりと感じ取れるようになって行きます。

 

消去動作で催眠状態を解除

自律訓練法を終了するときは、消去動作という自己暗示の解除をおこないます。

消去動作は、次の手順で行います。

  1. 「1,2,3、ハイ」とタイミングをとって、目を開けます。
  2. 両手、両足にぐっと力を入れ、体を起こします。

この手順で自己暗示を解除します。消去動作を行ったあとは、スッキリとした心地のよい気持ちになります。

ここまでの流れが基本的な自律訓練法の手順です。

 

これを繰り返しトレーニングして、より深い催眠状態になるようにトレーニングをしてください。

これを繰り返すことで、自律神経のバランスが徐々にコントロール出来るようになり、心と体の疲れも徐々に改善していきます。

最後に、もう少し詳しくポイントになる部分を説明しておきます。

 

具体的な言葉で唱える

まず、自己暗示の方法は、具体的な言葉で唱えることが大切です。

「右手が温かい」「左手があったか~い」とか自分でイメージしやすい言葉を心のなかで唱えて下さい。

さらに同じ言葉を繰り返すことで、実際に暗示にかかっていくのです。

 

ただ感じるだけで無理をしない

あと、「右手が温かくなる」というのはNGで、あくまでも感じるだけですから「右手が温かい」と言って下さい。

無理をして感じようとしても効果はありません。

あくまでも自然な体の変化を感じるだけにするのです。

 

どんどん良くなっていく

この自律訓練法は繰り返せば、何時でも何処でも出来るようになります。

そして、繰り返すほど良くなってきています。

「何時も疲れてばかりで体がダルい」

このような状態を放置していると、自律神経がますます乱れてきます。

もう疲れてばかりの人生は終わりにして、仕事や趣味に打ち込めるようになりましょう。

前向きに生きることでこそ、自分の人生を楽しむことが出来るのです。

 

おすすめの書籍を紹介

最後に「自律訓練法」のおすすめの書籍を紹介しておきます。

CD付きでCDを聞きながらトレーニングできます。

立原啓裕の「自律神経安定法」(Kokoro books)
立原 啓裕 宇佐見 敏夫
メタモル出版
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自律訓練法ではありませんが、こちらの自己催眠CDも秀逸なのでおすすめ。

願いがかなうクイック自己催眠
フォーブズ・R. ブレア
ベストセラーズ
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